シックハウス症候群(神奈川県横浜市鶴見区)

新築の賃貸マンションに入居を考えています。
私はアレルギー(喘息、蕁麻疹、アトピー性皮膚炎等)があるので、シックハウス症候群が心配です。
新築以外を選択した方がよいのでしょうか?
24時間換気がある1Kの部屋(30㎡)です。

うさこ
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質問日 2024/09/22 19:54:17 回答数1

回答一覧

こんにちは。
奈良市で不動産売買仲介をしている家貴族の岡本と申します。

私も皮膚が弱く敏感なので心配なお気持ち少しわかります。

過去にゼネコンで建設現場の監督をしていた経験でお話しますね。

シックハウス症候群は建材(主に接着剤等)に含まれる有害成分により発症します。
主にホルムアルデヒドなどの成分が悪いもので、現在はそれらの成分を極力含まない建材を使うことがほとんどです。
そういった有害成分が基準値以下の建材にF☆☆☆☆(フォースター)と呼ばれる表記がされます。

そしてちゃんとした建築会社であれば設計時点で使用する仕様や基準値以下の建材を利用することを前提に必要な換気量などを計算しております。

なのできちんとした会社で施工されているのであればシックハウスにならないよう建材の選定をされて作られております。

逆に新築ではなく、中古の賃貸アパートの場合は、古くなるたびにクロスの貼替や床の貼替が行われます。その際に価格競争で安くで請け負った程度の悪いリフォーム会社が安易に安い建材やシックハウス対策されていない接着剤を使用する可能性がありますのでそちらの方がリスクが高いと思います。

有害物質はジワジワと時間をかけて充満してくるので、住んでみてから朝起きると頭が痛いとか、なんだか気分が悪いなどの症状がでてきます。

一般的に不動産営業マンにはそこまでの知識がないので、建築した会社が信頼できるところか等で検討されてもよいかもしれません。

ただ24時間換気が付いているので、換気フィルターをこまめに手入れすれば、そこまで心配はないと思います。
また入居当初は窓をしっかりあけて換気することをオススメします。

実際に住んでみないとわからないことなので怖いですよね。
しっかり心配している旨を担当者さんに伝えてどういった対応をしてくれるかも確認されると良いと思います。

良いお住まいがスタートできるよう少しでも参考になれば嬉しいです。