少子化や過疎化によって日本全国で深刻化している空き家問題。群馬県伊勢崎市では空家等対策条例の制定や移住者支援空き家改修補助事業など、各種対策を意欲的に取り組んできました。
※参考:空家対策係/伊勢崎市
伊勢崎市では空家対策の一つとして「伊勢崎市空き家情報バンク」も開始。地元の不動産会社と協働で空き家情報を発信しています。
今回は伊勢崎市空き家情報バンクに登録して下さっている協力企業さんのうハウジング様に、ウチカツタイムズ編集部が独自インタビュー。今回登録している空き家物件と地元・伊勢崎市の魅力を教えていただきました!
伊勢崎市空き家情報バンクとは
群馬県伊勢崎市では空き家の利活用推進を目的として、平成30年(2018年)から空き家情報バンクを実施しています。
空き家情報バンクとは、伊勢崎市内の空き家を売りたい/貸したい方が情報を登録し、伊勢崎市のホームページなどで公表することにより、空き家を買いたい/借りたい方へ情報を発信するシステムです。
協力事業者・さんのうハウジング様に独自インタビュー!
Q1.社名の由来と込められた思いは?
A1.
さんのうハウジングの代表・土屋のり子さんは伊勢崎市山王町で生まれ育ちました。社名の「さんのうハウジング」も地名にちなんで名付けたとのことです。そこには生まれ育ったふるさと、山王町を盛り上げていきたい!という熱く、優しい思いが込められています。
Q2.他社にはない強みとサービスは?
A2.
さんのうハウジングは静かな環境に立地しており、広々とした駐車スペースと田畑に接しています。地元の高齢者や女性の方一人でも安心して立ち寄れる憩いの場となっているとか。
そこでは気軽におしゃべりを楽しんだりお茶を飲んだりと、地元の皆さんがくつろぐ姿を目にすることができます。
代表の土屋のり子さんが畑で採った野菜を提供しているなど、ほっこりと安心できる地元のホットステーションとして皆さんに愛されています。
Q3.伊勢崎市の魅力と課題は?
A3.
伊勢崎市は全国的にみても商業が盛んな地域です。
全国有数の織物の生産地であり、織物以外にも伊勢崎絣や伊勢崎桐箱など古くからの伝統産業も多くあります。金属製品・輸送機器・食料品を主とする製造業も近年著しい成長を遂げているのが特徴です。
また、伊勢崎市のある群馬県は「物価・家賃がリーズナブルな都道府県」(2022年度)ランキングの第1位となりました。伊勢崎市も総じて物価が安く、とても住みやすいエリアです。
Q4.空き家情報バンクに登録したキッカケは?
A4.
伊勢崎市の広報紙に掲載されていた空き家情報バンクの紹介記事を読んで、早速応募してくださいました!
普段から地域の情報にアンテナを張っている意識の高さと、フットワークの軽さに脱帽です。
Q5.現在登録している物件の魅力は?
A5.
山王町にある物件で、さんのうハウジング様がプッシュしているところに地元・山王町への愛を感じますね。
映画の撮影で使えそうな昭和レトロの大向ある外観が印象的。敷地は石の壁に囲まれており、入り口には立派な松が構えています。
風情ある瓦屋根が、建物に重厚さを添えています。日本人なら誰もがイメージする故郷の日本家屋です。この建物のオーナーは代々材木商を営んでいた家柄なので、建物の造作はしっかりしています。
間取りは7K。畳の続き間なので、広々と使えます。
Q6.キャッチフレーズを教えてください!
A6.
「永住するならさんのうへ!!」
伊勢崎市山王町の地元に根付いたさんのうハウジング様。山王町に永住してほしい地元愛と、自信をもって物件を紹介できるさんのうハウジング様の自負が感じられますね。
さんのうハウジング企業データ
会社名 | さんのうハウジング |
所在地 | 群馬県伊勢崎市山王町1545-2 |
交通 | 東武伊勢崎線 剛志駅より車で8分 |
電話番号 | 090-7738-9531(お客様・業者様用) |
ホームページ | https://www.zennichi.net/m/sanno/kaisha.asp |
営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 日曜日 |
空き家情報バンクで、市民と企業と行政の「三方よし」を
以上、伊勢崎市空き家情報バンクにご協力くださっているさんのうハウジング様より貴重なお話をうかがえました。まことにありがとうございます。
空き家を売りたい/貸したい方と、空き家を買いたい/借りたい方の間を企業と行政が取り持ち、官民一体となって空き家問題の解決に取り組んでいる意欲が伝わってきました。
昔から買い手よし・売り手よし・社会よしの取引を「三方よし」と言うように、伊勢崎市でも市民よし・企業よし・行政よしの「三方よし」を実現するため、これからも空き家情報バンクを活用して欲しいですね!
監修者プロフィール
株式会社ドリームプランニング 代表取締役 高橋樹人
法政大学工学部建築学科卒 2020年より同社代表に就任、ニッチな不動産でお馴染みURUHOMEを立ち上げ後、日本全国から不動産の悩みが寄せられる。不動産業界における高すぎる広告費の問題から、利用者と不動産業者のマッチングが適切に行われていない事を問題ととらえ、業界初の不動産業者も利用者も無料で利用できる不動産SNSウチカツ(UCIKATU)を2022年にリリースした。
不動産を売却する時は、さんのうハウジングさんや、空き家バンクに相談して解決しよう!