【伊勢崎市×ウチカツ】伊勢崎市公認テーマソング「綾」の魅力や誕生秘話をご紹介！

群馬県南東部、群馬県の主要都市に囲まれ、その中央に位置する伊勢崎市。
この街には市民の心に寄り添い、日々の暮らしの中で自然と耳にする、温かいテーマソングがあります。
それが伊勢崎市出身のロックバンド、LACCO TOWER（ラッコタワー）が手掛けた公認テーマソング「綾（あや）」です。
この楽曲に込められた深いメッセージや、楽曲誕生の背景にある伊勢崎市とLACCO TOWERの特別な関係、そしてこの歌がどのようにして伊勢崎市民の日常に浸透しているのかをご紹介させていただきます。

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伊勢崎市誕生20周年を記念して誕生した「綾」とは？

「綾」は、伊勢崎市が誕生してから20周年を迎えた記念すべき年に、その記念として制作されました。この節目の年に伊勢崎市は、これまでの歩みを振り返りつつ、未来へのさらなる発展に向けた新たな一歩を踏み出すための象徴となる歌を求めていました。

そこで白羽の矢が立ったのが、伊勢崎市出身のメンバーで構成され、今や全国規模で活躍するロックバンド、LACCO TOWERでした。
伊勢崎の風景、歴史、そしてそこに暮らす人々の温かさを肌で知る彼らだからこそ、市民の心に真に響く歌を生み出せると確信しました。

LACCO TOWERもまた、自身を育んでくれた伊勢崎への深い繋がりから、この楽曲制作に熱意を持って臨んでくださいました。

こうして「綾」は単なる記念ソングではなく、伊勢崎市とLACCO TOWERの絆が生んだ、力強くも温かいロックバラードとして完成しました。

※参考：伊勢崎市公認テーマソング

ISECA決済音が「綾」を彩る！

「綾」の誕生にまつわるエピソードとして外せないのが、伊勢崎市独自の電子地域通貨「ISECA（イセカ）」の存在です。
ISECAとはスマートフォンの専用アプリ「chiica(チーカ)」または、専用カードを利用した、市内の加盟店で利用できる電子地域通貨です。

その目的は、キャッシュレス決済の普及やデジタル化の推進、地域経済の活性化、そして社会活動と経済活動が地域内で好循環する仕組みの創出を目指すことにあります。
今後は、市の給付事業やイベントの参加特典としてのポイント付与など、多分野での活用が検討されています。

実は、ISECAの利用時に鳴る特徴的な「決済音」そのものを制作したのがLACCO TOWERでした。
この決済音の制作当初から、LACCO TOWERはこの決済音を活かした楽曲の構想を考えていました。
そして、その構想が伊勢崎市の依頼により公認テーマソング「綾」として実現したのです。
完成した「綾」には、その特徴的なISECAの決済音が実際に一部用いられています。

街の日常に根差した音が、公認ソングの一部になるというのは非常に珍しく、伊勢崎市とLACCO TOWERの特別な繋がりを感じさせます。

※参考：ISECAまとめページ

楽曲タイトル「綾」に込められた願いとは？

楽曲タイトルの「綾」には伊勢崎市が誇る伝統と、未来への願いが深く込められています。
「綾」という言葉の語源には、「糸を重ね合わせ、美しい模様を織り出す」という意味が込められています。

伊勢崎市発展の礎となった伊勢崎銘仙をモチーフとした「綾」には、か細い糸が幾重にも丹念に織り上げられ、やがて強い布となる銘仙のように、伊勢崎市の将来もそうあるだろうと願うバンドメンバーの想いが込められております。

伊勢崎市はこの想いの実現を目指し、「綾」が象徴する『皆で手を取り合い、誰一人取り残さず共生する』温かいまちづくりを進めています。

子どもたちに寄り添う「綾」

伊勢崎市では、未来を担う子どもたちが「綾」に広く親しめるよう、小中学校の給食や掃除の時間に楽曲を放送しています。
これにより、子どもたちは日々の学校生活の中で自然と歌を耳にし、「自分たちの街の歌」となります。

伊勢崎市公認テーマソング「綾」を聴いてみよう

伊勢崎市公認テーマソング「綾」は、LACCO TOWERの公認YouTubeチャンネルで配信中です。LACCO TOWERの奏でる力強くも温かいサウンドと、歌詞に込められた深いメッセージが、あなたの心に響くはずです。

そして、歌詞の意味や、伊勢崎銘仙、ISECA決済音といった背景を知った上でこの歌を聴くと、きっと今までとは違う伊勢崎市の姿が見えてくるでしょう。

街を歩くとき、ISECAで買い物をする時、子どもたちの声を聞く時、「綾」のメロディーが頭の中で流れ、伊勢崎市という街が、人々の繋がりによって織り上げられた温かい布のような場所だと感じられるかもしれません。